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石垣いちごの摘み取り方

当園では一番おいしい状態でお召し上がりいただくため、完熟状態のいちご をご提供しています。そのため摘み取っていただく実はとても柔らかく、少し擦れるだけでも実が破れてしまうほどデリケートです。摘み取りの際には茎部分を持ち、爪を立てて手首をひねり、プチンと切り取るイメージで。

久能山石垣いちご狩り

石垣いちご

久能山石垣いちごの特徴は、なんと言っても斜めに積まれた石垣です。傾斜をつけた石垣が太陽光をいっぱいに受け、効率よくいちごに光や熱を伝えます。さらに石の保温効果、ビニールハウスの温室効果という自然の力を最大限活かす知恵により、真っ赤な甘いいちごを育てます。エアコンによる空調管理のように思い通りにはいきませんが、しっかり根付き甘い実がなった時の喜びといちごへの愛情は格別です。

そんな久能山石垣いちごの発祥は、明治時代に遡ります。
久能山東照宮の麓に住むおじいさんが宮司さんにいちごの苗をもらい、それを石垣の間に植えたことが始まりと言われています。当時はまだビニールハウスもありませんでしたが、海沿いの温暖な気候と石の保温効果により、冬場にも関わらずいちごが実をつけたそうです。

元祖いちご狩り

私たち、横山農園はいちご狩り(果物狩り)の元祖だと伝えられています。
初代である静子おばあちゃんが、当時交流のあった「三保園ホテル」の高木支配人とこの土地に人を呼べないか?と始めたのがキカッケなのだそう。いちごの前に別の方がみかん狩りを試すも失敗、周りの誰もが「うまくいくわけがないよ」と言う中、静子おばあちゃんが「女の私でもできるでしょうか?」と申し出たことからはじまったそうです。

そんなおばあちゃん曰く、「いちごは人間の足音を毎日聞くだけでもおいしさが増す」のだそう。いちごはデリケートで本当に手間のかかる作物ですが、こちらの想いはしっかり伝わるのかもしれません。私たちも、もっともっとおいしいいちごが実るよう、今日もいちごの畑に出向きます。

ちなみに、いちごに練乳をつけるというのも、高木支配人が電車で赤ちゃんが母乳を飲むのを見て思いついたのだとか。現在では品種改良が進み、そのままで十分に甘くおいしいいちご ですが、当時としては画期的だったのかもしれません。

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